ヒューリックスクエア札幌
2025年02月06日
HULIC SQUARE SAPPORO (ヒューリックスクエア札幌)
HULIC SQUARE SAPPORO(ヒューリックスクエア札幌)は、北海道札幌市中央区北3条西3丁目に建設中の超高層ビルです。地上20階・地下1階・高さ79.90mの規模を誇り、札幌駅南口にあった「ヒューリック札幌ビル」(1966年竣工・地上9階・地下2階)と「ヒューリック札幌 NORTH33 ビル」(1992年竣工・地上12階)の跡地に建設されています。
この施設は、2つの段階に分けて開発が進められています。
Ⅰ期(地上11階・地下1階・高さ49.70m) 2022年8月施工済
地下1階~地上2階:商業施設
3階~9階:オフィス
Ⅱ期(地上20階・地下1階・高さ79.90m) 2025年6月完成予定
地下1階~地上2階:商業施設
3階~4階:サービス店舗
5階~9階:オフィス
10階~20階:ホテル「ザ・ゲートホテル札幌 by HULIC」
「ザ・ゲートホテル札幌 by HULIC」は、ヒューリックホテルマネジメントが運営し、平均30㎡超の広々とした客室を提供します。館内にはレストラン、宿泊者専用ラウンジ、大浴場が完備され、快適な滞在が可能です。
また、オフィスフロアは最大約400坪から最小約30坪までの分割が可能で、多様なニーズに対応。さらに、「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)」や地下鉄さっぽろ駅と直結しており、アクセスの良さも魅力の一つです。
環境性能の面では、雪の影響を受けにくい垂直面に太陽光パネルを設置し、低高度の太陽光や雪の照り返しを活用した創エネを実現。高性能Low-eペアガラスを採用し、外装の高断熱化を図るほか、省エネ設備の導入によりCO2排出量や一次エネルギー消費量の削減にも貢献します。
耐震性能については、Ⅰ期完成時は耐震構造(付加制振)を採用し、Ⅱ期まで含めた全体完成時には制振構造が導入される予定です。
プロジェクトの詳細は以下の通りです。
建築主:ヒューリック株式会社
設計:Ⅰ期・Ⅱ期ともに大成建設株式会社
施工:Ⅰ期は大成・伊藤共同企業体
完成すれば、商業施設・オフィス・ホテルが融合した利便性の高い複合ビルとなり、札幌の新たなランドマークとなるでしょう。