①賃貸物件で家賃収入を得る

不動産投資ではマンションやアパートなどの賃貸物件を購入することが一般的です。また地方では戸建て住宅を選ぶ方も見られますが、「月々の家賃収入を得る」という仕組みは同様と考えましょう。

投資物件の購入にあたって多くの場合、ローンが活用されます。一般的に不動産物件は高額ですが、毎月のローンの支払いに家賃収入を充当できるため、生活を圧迫することなく資産形成が可能です。長い時間をかけながら他人資本を自分の資産に変換していくことが不動産投資の特徴です。

②不動産売買をする

長年、不動産投資を続けた後、最終段階で収益化を見込めるのが「不動産売却」です。劣化などで家賃収入を得られない状況でも、建物や土地としての価値があれば利益を得られます。特に利益を実感しやすいのが「安く購入し、高く売る」という方法です。

但し、安く購入したものが必ず高く売れるとは限りません。物件価格は景気に左右されますし、賃貸物件であれば家賃収入を稼ぐことができることが前提となります。買い手となる投資家にとって家賃収入を得られる見込みのない物件は、立派な建物でも投資する価値が無い場合が多いです。売却を前提に購入する際は、買い手がつきやすい物件を見極めることが重要です。

家賃収入で購入ができる！

住宅ローンの返済はすべて自己資金から捻出する必要がありますが、賃貸であれば家賃収入をローンの返済に充当できる為、住宅購入の費用を抑えることができます。但し、空室の場合は家賃収入が得られないので持ち出しが発生します。需要の高いエリアや建物の種類を見極め、リスク回避する事も重要です。

生命保険代わりになる！

不動産投資用の物件を金融機関から融資を受けて購入する際、多くの場合「団体信用生命保険（団信）」と呼ばれる保険に加入します。不動産そのものを生命保険として活用するイメージで、万が一にローンの返済途中で亡くなった場合、保険適用により残債が免除されます。

ローンで不動産購入ができる！

不動産物件は一般的に高額な商品ではありますが、多くはローンを活用して購入できます。購入物件を担保にする事で、金融機関から借り入れを起こせるのは不動産投資ならではの特徴です。金利や審査は金融機関や商品によって異なり、収入状況も影響するため、まずは弊社にご相談下さい。

相続対策・節税ができる！

不動産を所有し続ける上で発生する税金も、賃貸用であれば節約に繋がります。

① 住民税　② 所得税　③ 相続税

実際に節税可能な項目は上記の３つになり、確定申告の際に不動産所得が赤字であれば、他の所得と損益通算をし所得税と住民税を軽減できる場合があります。また相続税に関しては発生すると家族への負担になる可能性もございます。

空室リスクがある

不動産投資は家賃収入を得ることを目的に行います。投資物件をローンで購入している場合、家賃収入が毎月の返済原資になる為、家賃を得られなければ自己資金から返済となります。「家賃が相場より高い」「賃貸需要が少ない」「駅から遠い」など、リスクを回避しやすい物件を見つけるのがポイントです。

災害リスクがある

地震や津波などの自然災害で建物の一部分が消失したり、全体が崩壊したりする可能性もあります。修復や再建に掛かる費用の負担を軽減する為には、損害保険への加入が有益です。但し、保険料が高すぎると生活を圧迫することもあります。自然災害への備えは重要ですが、日々の出費も考えて選択することが重要です。

老朽化のリスクがある

築年数が長くなるほど建物は劣化が目立ちやすくなります。新築物件の人気があるように、築後10年・20年と経過すると需要が下がる点もデメリットのひとつです。木造やRC造など素材に問わず懸念される要素です。建物の状態に合わせて家賃を下げたり、またリフォームを行う場合は資金が必要になることもあります。

金利が上昇するリスクがある

金融機関からの融資で購入費用を賄う場合、返済と併せて契約内容に沿った金利を支払う必要があります。ここで注意することは「固定金利」か「変動金利」かという点です。変動金利の場合、予想以上に金利が上下するかもしれません。変動金利は一般的に固定金利よりも金利が低い為、不動産投資で融資を受ける場合は選ばれることが多いですが、下がる可能性があれば上がる可能性もあるので、損な結果を招くリスクも認識しましょう。

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